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Azuma Makoto
Flower Artist, Store, Minami Aoyama, Tokyo
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殆どの場合、ある都市をその場所が持つたった一つの要素だけで判断するのは結構な冒険だ。しかし東京の場合すべてに共通する要素が一つ在り、それは密度である。東京の魅力はスペースがない場所にスペースを作れることであり、これはコンクリートだらけの環境の都市としては面白い考え方だろう。大きい交差点を抜けて左へ、そして又左へと進むと小さい店や家が多くある道の迷路にたどり着く。

南青山は尊重すべき地域のひとつだ。表参道通りからすぐ、マスターピースとも呼ばれる素晴らしい建築物に囲まれながら自然の美しさを追求する場所がある。フラワーアーティスト、東信(あずま まこと)さんのスタジオ「Jardins de Fleurs」だ。
名前からは南フランスのロマンチックな光景を想像する人も多いであろう「Jardins de Fleurs」は、一歩足を踏み入れてみるとその想像を見事に覆す。
「Jardins de Fleurs」はラボラトリー(研究所)であり、室内は手術室にありそうな物で溢れている。
一見無菌室のように思えたこのラボラトリーだが、ゆっくり観察すると東さんの作品作りに欠かせない光、湿気、そして温度が常に微調整されていることがわかる。人間には殆ど聞こえない音楽が植物の為だけに流れている。
花は感情やコンディションなど私達を映す鏡の役割をしている事が多いが、東さんの作品は花を意外な物と組み合わせる事で、花の本来の姿を映し出している。

「花の美しさはその変化」-東さんは自身の、花と機械的なマテリアルがミックスされたロボットのような立体作品の説明をそう話してくれた。
彼のクライアントリストからもその意見が正しい事がわかる。様々な有名ファッションブランドとコラボレーションをした彼は、近日Dries Van Notenとの作品がルーブル美術館で披露される予定だ。東さんは多忙な中でも常に未知の植物を求め世界中に足を運んでいる。

東さんのアマゾンでの冒険話をおいしいお茶をいただきながら聞いていたら、なんだか私達の周りを囲んでいるコンクリートジャングルを忘れてしまいそうになった。

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現代アートにおいて、花は「飾り」や「伝統」という印象が強いと思います。これらを乗り越えるのは大変でしたか?それともあまり意識はしませんでしたか?
日本にはご存知のように生け花という文化があったりとか、非常にこう・・・保守的な考えがあったりするけれど、それは大変な事ではなかったというか・・・それを越えてやろうとか、全く違う世界観を作ってやろうとかでもなくて、やった結果そういうことになったのかな。

日本の伝統、生け花などからの影響は受けたと思いますか?
やっぱり子供の時から母親が家に飾る花であったりとか、そういうものは日本的な要素が強かったとおもうから、頭で考えるというよりは血液に流れているものとしてあるかもしれないですね。でも強く意識して作品を作ることはないかな。ただ影響が全くないわけでもないからね。

花に興味をもった瞬間、花と関わる仕事がしたいと思ったきっかけなどはありましたか?
もちろん。もともと市場(フラワーマーケット)で働き出してこの世界に入ったんだけど、凄く衝撃的だったよね。これだけ沢山の生命に囲まれて仕事するって素晴らしいなと思って。それをなおかつ表現していくというのも。
もともとロックバンドをやっていたんだけど、音と似ている刹那的な、なんというか、感覚が花と音と同じように感じたし。今でもそれは思いますけど。
お花も、そのもの一つしかないと思うんだよね。赤いバラでも。同じ赤バラでも全く同じものは無くて、それぞれ花一つ一つに表情がある。それを束ねて一つの作品に仕上げるのだけれども、音だってそうだと思う。精神的なコントロールで、同じドの音でも、ここでドって弾くのか(天井を指差す)、ここでドって弾くのか(床を指差す)、怒りに満ちたドなのか、優しい気持ちでドって弾くのか・・・全然違うから。音楽はその作業を重ねて形にしていくものだと思うから、やっぱり花と同じことなんだと思う。

多くのアーティストは、使用する素材を変えたりしますよね、たとえば油絵からインクに変えたり。東さんは、これから花以外のもので作品作りをするようになると思いますか?
僕はやっぱりお花で表現する事にしか興味はないですね。ペイントも別に興味はないし。残っていくものっていうものにあまり興味がなくて。花ってその一瞬で散るじゃないですか。そこに自分の創造力をかきたてられるから、マテリアルは花しか考えていないかな。それは写真とかで残すというのはまた別の話で、その表情の、その瞬間に、その植物に出会う、それを僕が形に表現していくというのに魅力を感じるし、それが花を素材として使っている理由だと思う。

東さんは現在沢山のクライアントワークをされていますね。クライアントワークはどのようにされているのでしょうか?、例えば現在一緒にお仕事をされているDries Van Notenとのお仕事の流れをご説明いただけますか?

沢山ミーティングをしますね。クライアントワークの場合は、僕1人で作っているというよりは共同作業という感じがするから、一緒に作り上げている感じが多いかな。だからクライアントワークに関しては、密にミーティングを繰り返して、もちろんブランドのイメージもよく知らないといけないし、クライアントは勿論それを表現してくれるとおもうから僕にお願いするわけだから。だから僕もそれを聞いて解釈して、譲れないところもあるから、それを話して、沢山コミュニケーションを取りながら作っていくケースが多いですね。だからまず僕もやりたいと思うブランドとしかやらない。そこまでかっちりかみ合うところじゃないと。なんでもいいからやってという仕事はしないかな。

東京というコンクリートジャングルからどうやってインスピレーションを得ていますか?

東京のコンクリートジャングルは都市だけで、実はちょっと車で1,2時間走ればものすごく素晴らしい景色は沢山あるから、比較的そういうところに足を運んだりする。アクティブに世界中にも行くし。東京は仕事をする場所という感じだから、東京からというよりは、他の自然とか植物からインスピレーションを得る事が多いですね。

花探しの旅はよくいかれるのですか?

はい。今は世界中いろいろ行っているので、沢山の植物と出会いますね。なぜ東京で活動しているかというと、東京のマーケットというのは世界規模でも大きいんですよ。世界中を回ってこういう植物が欲しいといったら入れてくれる事が多いんです。だからそういうことで東京で活動しているっていうのもありますよね。持ってこれない植物もあるので、たとえばこの間アマゾンに行ったときはそこで作品を作って写真を撮りました。

旅に出てからお花を探されるのですか?それともある程度探したい植物を決めていかれるのですか?

うーんどっちもかな。でも出来るだけ乾いたスポンジの様になにも先入観なしで行って、植物を探した方がいいものが見つかるね。リサーチとかしていくといい事がないというか。その場所にいって、現地の人につれて回ってもらったりしたほうがいいね。

東さんの作品の中で私が一番好きなのは、機械と花の立体作品です。なんだかまったく違う物の様に見えました、ロボットみたいに。東さんの機械やスチールに対する興味というのはどこからきているのですか?

お花とか植物ってめちゃめちゃ自然のものじゃないですか。それをわざわざ人間が表現するわけだから、やっぱり人工的なものを入れたくなるというか。人工的なものとミックスする事によって、もっと花の美が際立てばいいなと考えているんです。それの表現方法として機械的なマテリアルだったりとかを使っているのかな。

東京のどこでも作品を作れるといわれたら、どこでやってみたいですか?

(笑)東京は面白くないもんね。この前メキシコに行って、UNAM(ウナム)っていう大学都市に行って。すごい大きい彫刻広場があるんだけど、そこは久しぶりにやりたいなあと思った。
僕らっていうのは作品を作って、納品して、「はい、終わり」じゃないんだよね。そこからまたストーリーがあるから。変化も含めて時間を売っているわけじゃないですか。時間が作品の中に入っているから、それがやってておもしろいね。

東さんは「残るアートワーク」というものに興味はありますか?

あまりないね。お花こそが今の世の中にある最高の現代アートだと思っているから。今は残るものっていらないじゃない。物で世界中が溢れていて、いろんな情報が沢山あって、まあそういうのをちょっと忘れたいなって。形が無いからいいことって多いと思う。物を持つものに疲れたというか。

東さんの 故郷である福岡は、東さんにどのような影響がありますか?

福岡は素晴らしいところです。凄く自然豊かだし、気候もすごく暖かく良い。やっぱり後付じゃなくて、僕の生まれ育った環境というのは、僕が作品を作るうえで大事だと思いますね。福岡の環境から、僕の植物に対しての考え方だとかができたんじゃないのかな。

東さんはご自身が生きている間に、世の植物全種類を知る事が出来ると思いますか?最近見たものでショッキングな植物はありましたか?

うーん、きっと無理だろうね。この間アマゾンに行って、そこに40年も住んでいる70歳の植物学者のおじいちゃんがいたんだけど、その人もアマゾンの花の30%位しか知らないと言ってた。それを聞いたときに漠然としてしまったね。アマゾンの植物は衝撃的だったね。野生的で獰猛な感じ。常に驚きをもって植物には接するようにはしている。新しいものを求めて。

The studio JARDINS des FLEURS is located in the heart of Tokyo. For more information about current exhibitions and projects please take a look at their website. Find out more about Azumas work here.

Photography: Gui Martinez
Interview: Antonia Märzhäuser
Translation: Saka Matsushita